英文法を学んでいるにあたって、過去形は多く出てくる時制です。とてもシンプルな時制で、過去のことを過去形で話すだけなのです。しかし躓くのは「過去形」で話すべきなのか「過去完了形」で話すべき場面かで迷ってしまうところです。特に英語レベルが上がってくると「買い物にいきました」というのに「I went shopping」なのか「I had gone shopping」なのか迷ってしまうのです。そもそも覚えておいて欲しいのが「過去完了はまず日常会話では使うことがない」ということです。もちろん使う場面はあるのですが、小説家や新聞記者でないと滅多に使うことはありません。過去完了は、時制の中でも順位が低いのです。迷ったらまず過去形、ということだけ覚えておいてください。これさえ分かれば、後は動詞の不規則変化に気を付ける程度です。

具体的な例を見ていきましょう。例えば「お店が閉まりました」という言葉があったとします。ちなみにこの閉まるは「今日の営業が終わった状態」でも「店自体が完全に閉店した状態」でもどちらでも使えます。現在形にするのか現在完了にするのか、恐らく迷ってしまうと思います。しかしこの正解は「The restaurant closed」です。見て分かる通り、普通の過去形で問題ありません。では逆にどのような場面に「The restaurant has closed」になるのかというと、ニュースキャスターなどが改まった場面で説明をする時です。これを見て分かる通り、「have」や「had」を入れると急に堅苦しい表現になってしまうのです。例えば「今日」を「今日未明」と言うような、「日常会話では絶対に使わない、堅い言葉」であることを覚えておきましょう。そうすることで、迷った場合に「過去形」を使う場面と、「過去完了形」を使う場面がどんな場合なのかが理解できるでしょう。