英文法の基本は、「現在形」「過去形」「未来形」「現在進行形」「現在完了形」「現在完了進行形」が、よく使われる時制として有名です。それぞれ使い方が異なるので、しっかりと意味を理解する必要があります。乱暴に言うと、この時制だけで英語の90%は問題ありません。では残りの10%、1割に当たるのはどの時制になるのでしょうか。残りの1割は、「過去進行形」と「過去完了形」です。学生時代に聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

過去進行形は、どのような時に使うのでしょうか。例えばこんな場面があったとします。「昨日のテレビ観た?」「見てないよ」「じゃあ何してたの?」「寝てた」という会話です。この「寝てた」というのは、「I was sleeping」、過去進行形で表されます。「I slept」にしてしまう間違いが多いのですが、「じゃあ何してたの?」「寝た」というのは不自然な会話になってしまいます。過去進行形は「I was studying English」「I was cooking」といったように、「~していた」「~中だった」というように使えます。

次に過去完了です。例えば「I had finished my homework when he called me」彼が電話をしてきた時には、宿題が終わっていました。という文章です。「when」を挟んで、それぞれの出来事が起きています。これは「どちらが先か」というところがポイントになっています。もしもどちらも過去形の文章になっていた場合、「電話をしてきた時に宿題が終わった」という同時になっています。あくまで「既に宿題は終わっていた」状態なのです。どうしても混乱する場合は、ひとつ抜け道があります。「I finished my homework」「he called me」というどちらも過去形の文章を「before」か「after」で先か後かを示してしまうのです。1割程度の使用率なのは、別の言い換えができてしまうからとも言えます。